2015年10月11日日曜日

超格差社会アメリカで、人の優しさをひしひしと感じる私

こんにちは。Yです。
私は今出張でインディアナにステイしており、週末は一緒に行動させて頂いている方とシカゴに戻る生活を送っております。
ですが、今週末は諸事情でシカゴに戻らない事になったので、これを機にステイ先のラフィアット周辺を探索してみました!


先日の記事でも記載致しましたが、その土地を知るのに、ローカルの方と触れ合いたい私。今回はカウチサーフィンというアプリを試す事にしました。


カウチサーフィンとは、海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度であり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークです。(2009年調べ)



そのため、カウチサーフィンは基本的にはホームステイを通して見知らぬ旅人と仲良くなる事が目的のアプリなのですが、何しろウィークエンドを大切にするここアメリカです。週末皆さんそれぞれに予定があり、ステイは困難を極めました。

ですが、神様のような優しさを持つ人はアメリカにもいるものです。。。
本当に優しいパーデュー大学の院生Cが、「泊めるはキツいけど一緒に遊ぶならいいよ!おいで!」と言ってくれ、1日一緒に過ごす事となりました。

そんなスーパー親切な院生CとCの友達S、Mとともに、カボチャ狩り、バトルフィールド記念碑訪問、Perdue 大学探検、ダウンタウン散策に行ってきました。。

1.カボチャ狩り



カボチャ狩りはCの住むシェアハウスの大家さんが招待してくれたイベントとの事で、無料で大家さんの畑にてカボチャ狩りをする事ができました。
畑には直径60cmはあるカボチャがゴロゴロとしており、広大な大地にデカイものという事で、アメリカをひしひしと肌で感じるのでありました。。。

また、カボチャは食用と観賞用とあるようですが、食用の分は種まで食べるとの事で、「炒ったらピーナッツと一緒だぜ」との発言に、ピーナッツの国アメリカの開拓者魂を体感いたしました。



2.バトルフィールド記念碑



カボチャ狩りの帰り道に、白人の西部侵略とそれに反発するインディアン部族の戦いの記念碑を訪れました。辺りにはバトルフィールドという名を冠した建物が多く残り、戦いの史実と反省を後世に残していこうというというアメリカ社会の姿勢を体感いたしました。
戦いは、ウィリアム・ヘンリー・ハリソン率いる白人軍が勝利し、1811年を境に辺り一帯は白人による統治が始まりました。
この後アメリカは西へ領地拡大を進め、西海岸へ到達し、アラスカ、ハワイを経て、日本へその影響力を及ぼしていく事になります。
また、この戦いで名を挙げたハリソンは、農地領主兼軍人としてキャリアを積み、後に合衆国第9代大統領となっております。




3. Perdue university

ラフィアットは東西に分かれるのですが、西側はパーデュー大学しか無いと言ってもいいほど、ウエストラフィアットは学術都市となっております。
また、パーデュー大学の知名度は日本では高いとはいえませんが、アメリカを代表する名門校のひとつです。特に、理系と経営学の分野で、長年に渡り世界的に高く評価ており、米経済誌ウォールストリート・ジャーナルの2010年度就職ランキングでは、即戦力のある人材が育つ大学として、全米で第4位を誇っています。

そんな優秀大学の大学院生に連れられて、大学のOBである、人類初の月面着陸で有名なアームストロング船長のモニュメントを訪れてきました。



建物はあいにく閉館で中には入れなかったのですが、船長の銅像とその月面に残した足跡が校庭に残されていました。
That's one small step for a man, one giant leap for mankind.
かの有名な船長の名言ですが、一緒にみんなでその一歩を共有してきました。
が、地球では彼の月面ジャンプは真似できなかったです。。。笑


4.最後にダウンタウンを散策し、ご飯を食べてお別れとなりました。


こんなにも充実したウィークエンドを過ごさせてもらったのも、突然の連絡ながら快く受け入れてくれたC,S,Mの3人のおかげです。お仕事はもちろんの事ですが、ウィークエンド一つにしても人の支えがなければ、自分では何もできず、それと同時に、支えてくれる方々への感謝の気持ちで一杯になってしまいます。。

これからも、彼らに自分も何かお返しできるように、一つ一つ自分にできる事をしっかり積み上げて参りたいと思います。

2015年10月7日水曜日

MEET UP!?


こんにちは。初めまして!

ITAにて業務に当たらせていただいております学生スタッフYです。
この度ITAに関わらせていただく中、シカゴに滞在することとなったのですが
初めて訪れる摩天楼都市”シカゴ”存分に感じ取って帰りたいと考えております。



皆さんは、初めての都市へ訪れた際に、どのように「その都市」を感じ取られますでしょうか。観光、レジャー、食事、スポーツ、、、様々な方法で初めての地は感じ取ることができるかと思います。ですが、やはりその土地を感じるには、その場所の「人」と触れ合うことが大きいと思います。

私も「現地の人」と触れ合うことで「その土地」を感じたいとおもっております。
ですが、初めての都市で友達もいない中、現地の人と触れ合うことは少しハードルが高いかと思います。






突然ですが、皆さん「Meetup」をご存知でしょうか。


日本ではあまり馴染みはありませんが、
海外では比較的メジャーになりつつあるアプリです。

「Meetup」とは、人々作るグループやイベントの支援をすることにより、実際の地域社会構築を目指すソーシャルアプリのことで、米国のニューヨーク市におけるユーザー数は100万人を超え(2015年4月調べ)、全世界へその輪は広がりつつあります。





私もこの度シカゴに来るまで、Meetupしたことはなかったのですが、
せっかくのアメリカ!!ということで早速週末に試してみることにしました!!
そこで、今回はそのレポートをしてみます!

---


週末に参加したイベントは「Volunteer Painting Event at Gatewayです。

▶︎Volunteer Painting Event at Gateway
1974年に設立された、ゲートウェイという3歳以降全年齢を対象とした職業訓練学校の外壁の塗り直しを行うボランティア。


建築の街シカゴで、街の景観作りにも携われ、かつボランティアを通して地域の方々とコミュニケーションを取れるのでは!!と勢いで参加しました。
参加者は11名。社会人が6人、学生が5人で幅広い年代が集まりました。
塗装は10時半からお昼ご飯1時間を含む3時間にわたって行われ、塗装経験者のウィリーにより、塗り方講習を受けスタート!

塗装は終始和やかな雰囲気で行われ、好きな音楽やら、学校の話、シカゴの話など様々な話題で盛り上がりました。

しかし、私にとって一つの出来事が衝撃的でした。カーイという13歳くらいの黒人の少年が、ペンキの教わり方の時に、ペンを持つように持って!と言われたのですが、ペンの持ち方がわからないのか、急に恥ずかしそうにし、結局ペンキ塗りに参加しなかったのです。。。

憧れの街アメリカのように感じていた私にとって、ペンの持ち方をもわからない子が普通にいるこの国の影をも体感した瞬間であり、また”ペンの持ち方”ひとつがその子の主体性などに影響してしまうことを実感し、教育の大切さを実感いたしました。(写真はそのお兄ちゃん)



日本は良くも悪くも、一億総中流社会と呼ばれ、格差社会と言われども、貧富の差を実感することはほとんどありません。格差社会の代表格とも言えるアメリカの片鱗をみた瞬間でした。

ですが、ボランティア終了後にどっさりとご飯をおすそ分けしてもらい、人のあたたかい温もりは世界共通なんだなと実感しました。笑


今回ミートアップを通してシカゴの地元の「人」と関わることができ、普通の観光では体験できないような経験をすることができました。ミートアップには他にも、友達作りサークルや、ランニング仲間募集、脱出ゲームなどたくさんのイベントがあります。

シカゴにこられた際には是非試してみてください!(^v^)


---
- Japan Division of USA, Inc. & US Division of Japan, Inc.- “Global Sourcing Agent” Technology & Business Service Provider -
『ニッポンのアメリカ事業部として』 シカゴをベースに 商社 ・リサーチマーケティング・技術支援をはじめ総合ビジネスサービス を提供するベンチャーを運営