2015年11月16日月曜日

落とし穴にはまらないで!


こんばんは。Yです。
これからインターンに来られる方々に耳寄り情報です。
ある落とし穴にハマりましたので、確認しておいていただけると、僕より更にシカゴを楽しむ事ができるのではないかと思います。

アメリカに来られた事がある方はご存知かと思いますが、日本に比べるとアメリカって公共交通機関の便がかなり悪いです。またインターンに来られる方々の多くはアメリカに車を持っている人は少ないと思います。なのでアメリカ滞在中は、様々な方々に支えていただかないと、ほとんど自由に動けないです。



例としては、現在のステイ先からダウンタウンへ向かうにはMetraという電車しかありません(ダウンタウンまでの所要時間は50分。週末は2時間に1.2本間隔の運転で終電は0時頃)。その最寄りの駅とステイ先間の移動ですが、車で10分(結構スピード出せるので。)、徒歩1時間で行く事になります。泣 車と徒歩以外の手段ですが、歩いて20分のところに違うMetraの駅行きのバス停があります。しかし、運行ペースもしっかりしておらず、午後7時頃には終わってしまいます。またMetraの駅にもタクシーすらおらず、自力では、午後7時以降は徒歩以外帰宅手段はありません

毎回送り迎えで支えてもらうのも申し訳ない。けど自由に動きたい。
そんな方にオススメなのが、ご存知の方も多いと思いますが、UberLyftです。

 


どちらもタクシーを携帯を使って安く配車できるアプリです。実は、駅周辺にタクシーはいないのですが、UBERやLYFTのドライバーは結構います。車社会アメリカならではですね。笑

しかしそんな救世主のようなアプリ、実は大きな"落とし穴"があります。登録に必要な確認コードを認証するために携帯キャリアのショートコードSMSでの受信が必要なんです。


おそらくインターン生は携帯電話は機内モードを使用し、ポケットワイファイでWifiに接続してアメリカ滞在を過ごすと思うのですが、この場合、アメリカに来てから登録しようと思っても登録できないんです!


なので、UBERとLYFTどちらも登録だけしてきてからアメリカに来ることを強くオススメします!(どちらも登録することをオススメします。)
僕自身は落とし穴にはまったため、自ら利用することはできず、駅からはたまに歩いて帰っているのですが、ダウンタウンではカウチで仲良くなった友人と比較的よく使用しており、簡単に2つのアプリの実態を記述しておきます。



▷UBERとLYFTの共通点
・アプリとクレジットカードがあれば、ドライバーを探すことができる。
・アメリカでは割とドライバーがいる(基本的には5分圏内にどこでもなぜか必ずいる)。
・出発地と目的地をアプリで指定する。
・タクシーより安い(10分の距離で7ドルくらい)
・ドライバーは、第2の仕事として従事する中流階級の方が多い。
・乗車後はレビューを必ず投稿する(星押すだけ)
・チップはいらない(払ってもいいけど)

▷UBERとLYFTの相違点
・LYFTの方が値段が少し安い


こんな感じです。よかったら参考にしてください。



2015年11月14日土曜日

遊んでばかりでもないですよ!

こんばんは、Yです。インターンの後輩ができて嬉しい年頃です。笑
皆さんご存知の通り、インターンの業務関連についてはあまりアップできていなかったので、これからは少しずつアップしていければと思います。

そんな中、本日は忙しい中社長にアレンジしていただき、JCCC・JETRO共催のセミナーに参加させていただきました。セミナー内容は⑴日本の成長戦略の深化について、並びに⑵自動車産業のグランドデザインおよび将来戦略についてでした。



もともと関心がある分野ではあったのですが、それに加えてラフィアットでの出張の経験のおかげで、当事者のように内容を理解することが出来ました。
これも社長や支えてくださった周りの方々のおかげです。本当にありがとうございます。

インターンやセミナー、イベント、またシカゴの生活の中でも感じますが、米国と欧州と日本とアジア、それぞれ特定の対象に対する考え方やアプローチは様々です。その違いや共通点に触れることが私にとって楽しく、学びとなっています。

セミナーで触れられた事でもありますが、世の中を率先して創ってきた企業は共通して、自らしっかりとグランドデザインを創り、何が起こるかわからない環境で実験をし、確実に経験を積み上げており、その姿勢はこれからも必要となってきます。
私がインターンシップを過ごす中でも、インターン全体としてはもちろん、業務一つ一つに関しても、「しっかり自らグランドデザインを描き、実験してみる」このプロセスを大切にしていきたいと思います。




2015年11月12日木曜日

ボルダリング@BKB Chicago

こんにちは。Yです。
(Yか、また長いの書くやつや…。)
そう思ってきたあなた、かなりこのブログを読んでますね?
ありがとうございます。読んでもらってて嬉しいです。

先週末カウチサーフィンで仲良くなった人と4人でボルダリングしてきました。
初挑戦だった私、すっかり魅力にはまってしまいました。:p
日本に帰ってからもやり続けたいと思います。





2015年11月4日水曜日

OPEN HOUSE CHICAGO 2015

Yです。お久しぶりです。
ブログへのアップがご無沙汰しておりましたが、おかげさまでアメリカに来て以来、毎日楽しく過ごさせてもらっています。

さて、少し前にはなりますが、1017日(土)にOPEN HOUSE CHICAGOに参加いたしました。シカゴならではのイベントでありましたので、少しそのレポートをしたいと思います。



皆さんご存知のように、建築で有名なシカゴですが、そんなシカゴの文化的・歴史的に価値の高い建物はシカゴ建築財団(CAF)により一括管理されております。
そのCAFにより運営されるのがOPEN HOUSE CHICAGOです。
年間16時間だけ、市内の普段未公開の建造物が無料で特別公開され、このためだけに世界中から人が集まってくる程の、シカゴの目玉イベントの一つです。


イベント当日はリストに指定された建築物を訪ねてその歴史的背景を学びながら、普段未公開の内部をも探索します。指定建築物は、プライベートクラブ、居住空間、オフィス、ホテル、劇場&ホール、建築デザインスタジオ、学校、教会などの宗教的建築物、文化施設といった150以上の歴史的建造物が対象となっており、町中の人々が参加する地域参加型イベントとなっておりました。

その中でも私は、オフィスや、劇場ホール、芸術センター、銀行内部を探索してきました。その中でも今回はオフィスと芸術センターの見学内容についてお伝えできればと思います。



▶︎オフィス見学

オフィス見学では4つのオフィスを回ったのですが、全オフィスで担当の案内人を付けていただき、じっくりと見学することができました。また各オフィスの間取り、色、部屋の構成、内部の装飾、空間には全て意味が込められており、「意味の込められたモノ」が空間を形作りオフィスを形成し、そのオフィスが連なりビルとなり、そのビル群がこのシカゴを形成しているのだと実感いたしました。


例をあげれば、世界的に有名な建築設計会社であるゲンスラー社”のオフィスでは、建築家あるいは設計士としての自覚をいつどこにいても忘れないよう、全てのミーティングルームにコラム(パルテノン神殿にあるような柱)が設置してあり、またワーキングスペースやカフェテリア、社内図書館や各通路の壁色も全て異なり、各作業に最適な空間を用意してありました。(写真撮影禁止のため写真はgoogleから引用です。。。)

シカゴの建築家として有名なサリバンも「Form ever follows function」と有名な言葉を残しており、この200年という短い年月の中急速に、人が人のために人の手で効率的に作り上げた街がシカゴなのだということを肌で感じさせられました。


▶︎芸術センター見学

芸術センターでは、シカゴのアーティストによる建築アートや、シカゴの地域コミュニティ形成の歩みなどが展示されてありました。中でもある「建築アート」と、「警察官と警察署とシカゴ市の歩み」が印象に残りました。


・建築アート
展示してある建築アートの中に、一見全く関係のない2つの物質を掛け合わせた建築アートが数多く展示されてありました。下の写真は一例ですが、これらのアート作品より、「シカゴのアーティスト達は、様々なモノを掛け合わせる事を通し、新たなモノや価値を創造してきたのではないか」と感じさせられ、その“掛け合わせ”こそがシカゴ文化なのではないかと実感いたしました。



警察官と警察署とシカゴ市の歩み
警察官と警察署とシカゴ市の歩みでは、市民を守る警察官の「取り組み姿勢」や「市民からの認識や印象」の変遷とその中での警察署の「建物としての変化」が取り上げられていました。シカゴも人とともに移り変わり、18世紀に欧米から人々が移り住み、新たにコミュニティを立ち上げ、人口が急増する中でシカゴ市となり治安の管理が必要になり、その管理に問題が発生し、警察のあり方が変わっていき、現在のコミュニティを形成していく。その中で警察の役割も変化していきましたが、警察同様に“警察署”も変化していました。
先ほどのサリバンの言葉はこの警察署の歩みを表す中でも心棒を表しており、シカゴの建築を通して彼の言葉の短いながらも深い意味を感じる事ができ、建築という一つの切り口でシカゴを深く知っていく事ができました。


OPEN HOUSE CHICAGOによりシカゴの建築に親しむ機会を持ち、その中でシカゴに対する理解を深めることができました。これから新しい場所へ赴く時は、今回同様何か一つの切り口からその土地全体に思考を傾け、その中でたくさんの新たな発見に出会ったいきたいと思います。