2014年7月29日火曜日

工場見学に行ってきました!


こんにちは!!

同じく現在ITAでインターンをしております、Eriと申します。

ITAインターン唯一の女性です!
ITA自体には数名の女性の方がいらっしゃるのですが、リモート又は在宅勤務をされているため、普段はあまりお会いしません)

私はミシガン州にある大学で交換留学をした後、ここITAにて2ヶ月間のインターンをしております。
現在は6週目です!あっという間!


今回わたしが書くのは、The PlantというNPO団体の見学ツアーに参加したことです。

以前、別のインターン生Taishiがシカゴダウンタウンの観光をしたという記事を書いたと思うのですが、
そこにちらっとあります「視察」、まさにそれがThe Plantの見学です!


The Plantとは持続可能な食物生産方法について学ぶところであります。
口で説明するのはとっても難しいのでよかったら写真を見てください。

↓これが、その食物生産システムです。


このシステムは基本的に室内で行われます。
特徴は、様々なものの生産を連鎖させることで、廃棄物を出さないこと。


例えば、アクアポニックスという、養殖栽培と水栽培を組み合わせた方法。
この方法では、養殖用の水槽の上で野菜の栽培をします。
魚の養殖と野菜の栽培に利用する水を共有することがポイント。

「魚のフン(アンモニア)入りの水が野菜の栽培に使われ、それが野菜の栄養となる
野菜がぐんぐん育つ
野菜は水に含まれる汚物を吸収することで、水を浄化する
魚がキレイになった水の中で元気よく育つ」


といった循環が生まれます。
こうして廃棄物を出さない生産システムが可能となるわけです。

ごめんなさい、説明がかなり下手なのですが、伝わりましたか?

(アクアポニックスの写真なので、よろしければ参考にしてください。)


アクアポニックス以外には、
・キノコの栽培
・チーズの熟成
・ビールの醸造
・パン作り
などもされており、

前述しましたように、
全ての生産や製造が、廃棄物を無駄なく利用できるように連鎖し合っています。

国土面積が狭く、食物自給率が低い日本では、今後注目すべきシステムかもしれませんね。

参考までに訪問したThe PlantURLを載せておきます。


以上がThe Plantについてでした!


長くなったので、今日はここまで… と言いたいのですが、まだ終わりません。
もう少しお付き合いお願いします。

と言いますのも、この施設周辺についてお話したいからです。

実は、この施設が所在する南シカゴは一般的に危険な地域と言われています。
(ちなみに施設内は安全です)

おのぼりさん状態の私を含めたインターン生3名は、
当初周りの治安状況をきちんと把握しておらず、
最寄り駅まで電車を使い、そこからは10分ほどかけて徒歩で施設まで行くこと予定をしておりました。

しかし、駅に着いて少し歩き始めるなり何かが違う。

日中でしたが、基本的に人は歩いておりません。
通りかかる車からは、「なんでお前らこんなところにいるんだ!帰れ!」と叫ばれたり、
とにかくジロジロ見られたり、
それはそれは、どこから襲われても恐ろしくないほどの不安感でいっぱいになりました…。

幸いにもバスがすぐに来たので(まぁバスもそんなに安全ではないのですが…)、
歩かずにすみました。

何もなくて本当よかった~。

これは一例にしかすぎませんが、
アメリカに来ると、私たち日本人が体験したことのないほどの治安の悪い地域があります。

そして、差別をするつもりは全くないのですが、
そういう地域には一般的にColoredの人が多いです。

アメリカに観光に来ると、どうしても都市部のの部分しか見ませんが、
“暗”の部分ももちろんあります。
そして、その明暗両方含めて、本当の“アメリカ”と言うことができると思います。


というわけで、
この日はインターン生3名全員が本物の“アメリカ”を体験した、実に濃い一日となりました。

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