2014年8月4日月曜日

アメリカの広さ


「小学校の遠足のとき、学校に戻ってきてから先生が言うお決まりのセリフあったよな」
「あったあった、家に帰るまでが遠足です、ってやつね」
「すると、これについてもそうなるのか・・・」
ITAでのインターンのこと?」


ということで投稿します、こんにちは、Akihiroです。


シカゴのダンキン・ドーナツでみなさんに見送ってもらってから、カリフォルニアに到着するまでのルートはこんな感じです。


シカゴ(イリノイ州)
  ↓ 400マイル、6:30
ミネアポリス(ミネソタ州) 妻へのお土産の革製のカバンを買う
  ↓ 360マイル、5:30
プラット(サウスダコタ州) 1泊目の宿
  ↓ 130マイル、2:00
バッドランズ国立公園(同州) 圧巻の景色
  ↓ 120マイル、2:00
マウントラシュモア(同州) アメリカ大統領4人の顔
  ↓ 120マイル、2:00
デビルズタワー国定公園(ワイオミング州) 不思議な大岩
  ↓ 25マイル、0:30
ムアクロフト(同州) 2泊目の宿 ← いまここ!
  ↓ 380マイル、6:30
イエローストーン国立公園(同州) 言わずと知れた国立公園、園内で3泊目
  ↓ 320マイル、5:30
ツインフォールズ(アイダホ州) 4泊目の宿
  ↓ 660マイル、10:00
バークレー(カリフォルニア州) 到着!!



今回は、本日(8月3日)訪れた、バッドランズ国立公園・マウントラシュモア・デビルズタワー国定公園についてご紹介しましょう。


1.バッドランズ国立公園

一面のトウモロコシ畑をひた走ると、急に景色が変わります。 



イメージは、ミニ・グランドキャニオンといった感じでしょうか。

ここは太古の時代、浅い海だったそうで、その後ジャングルになり、やがてジャングルも枯れ果ててしまいました。岩に縞模様が見えますよね?これは、こういった太古の時代からの地形の変化により、異なる層ができたことによるものだそうです。

全体に黄色ばんだ(言い方が悪いですね)ところもありました。さらに古い地層が露わになっているのだとか。



さらに進むと、バイソンの群れがいました!

う~む、すごい迫力です。襲われたら大変ですので、早く逃げましょう。

おや、今度は打って変わって、小さくてかわいいですね。プレイリードッグです。(見えづらくてすいません)


直立して周囲を警戒しています。1匹が鳴くと、他のプレイリードッグも呼応して鳴きます。可愛いです。 

バッドランズ国立公園、大満足でした。そこまで混雑もしてませんし、おススメです。



2.マウントラシュモア

説明不要でしょう。ここです。


観光バスのルートになっているからか、バッドランズに比べると、かなりの混雑ぶりでした。

何もないところから、これだけの観光地を作り上げるのはさすがです。日本でも様々な地域で観光地づくりの努力が行われていますが、なかなか成功していないようです。



3.デビルズタワー国定公園

草原をひた走ると、突如として現れました!すごい存在感です。こんな男になりたい!


もともとは地中でマグマが円柱状に固まり、その周囲の土壌が長い年月をかけて徐々に浸食され、やがてこの大岩が現れたそうです。

縦方向にたくさんの亀裂が入っています。ネイティブ・アメリカンの伝説では、このように説明されています。
熊の爪痕です。ロマンチックでいいですね。まぁこのサイズの熊がいると大変ですが。


さて、実はこの大岩、登れるんです。

見えますか?拡大しましょう。



某有名な旅行ガイドによれば、「ルートによっては初心者でも登れる」とか。地球のいろんなところを歩くのはいいですが、さすがにここは歩きたくないですね、私は。



アメリカ、やっぱり広いです。

「そんなこと分かってる、地図見れば一目瞭然だよ。面積は日本の25倍、小学校で習ったから知ってるよ。エヘン」とみなさん言われるでしょう。

しかし、やはりこの広さは、実際に運転しないと分からない。

あるITAインターン生は「メジャーリーグの試合見に行きたいですね!でも今週はシカゴ・カブスもシカゴ・ホワイトソックスも遠征中だ・・・ あ、隣町のデトロイトならタイガース戦やってますね、仕事終わりに行きましょう!」と言っていました。

たしかに地図で見るとシカゴとデトロイトはとなり町です。

 小生作。情操教育を受けておらず、絵心の欠如が見られる。


でも、実際には車で5時間かかるんです。仕事終わりにデトロイトに行くと、到着したころは夜中で、そのまま戻ってきても、勤務開始時刻になります。

広いと頭で分かっていても、感覚として掴むのは難しいもんです。


アメリカの広さを実感したことがない人にアメリカの広さを言葉で伝えるのはかなり困難です。ウニを知らない人にウニの美味しさを説明するくらい難しいでしょう。

「ウニって美味しいの?」
「濃厚で美味しいよ」
「どんな感じで濃厚なの?」
「プリンに醤油をかけたものくらい濃厚だよ」
「???」



これからITAに来られるみなさん、時間があれば、アメリカ横断してみるのはいかが?もちろんアドバイスしますよ。


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